トゥーサンの『浴室』を思い出の一冊といってあげたけれど、実は、はじめて読んだのがいつだったのかも、この本を手に取ったきっかけが何だったのかも、ぜんぜん覚えていない。
もっといえば、内容だってよく覚えていないのだけれど。
ただ、読んだ当時、けっこう気に入ったのだと思う。『浴室』のあと、『ムッシュー』、『カメラ』、『ためらい』、『テレビジョン』と、すべて文庫に入ってからだけれど手に入れて読んだし、『浴室』と『ムッシュー』については映画も観た。
『カメラ』もトゥーサン自身が監督をして映画になっているということは知っていて、漠然と観たいなぁと思い続けているけれど、未だに観られていない。(トゥーサンがその次に撮った『アイスリンク』は観た。面白かった。)
集英社は『テレビジョン』までは、単行本を出してしばらくしたら、集英社文庫に入れてくれていたのだけれど、その後はぱったり入れてくれなくなった。
さらに。
最近(といっても二年以上前)、かなり久しぶりにトゥーサンの新作の単行本が出たと思ったら、なんと集英社からじゃなくなっていた。講談社からだった。
『愛しあう』や『ためらい』の文庫化はやっぱり期待できないんだろうか。ブンコスキーとしては残念。
ちなみに写真の『浴室』と『カメラ』の映画パンフレットは駒鳥文庫さんで手に入れました。
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