- デイヴィッド・ロッジ『小説の技巧』(柴田元幸/斎藤兆史訳・白水社)
- リルケ『フィレンツェだより』(森有正訳・ちくま文庫)
- モーム『サミング・アップ』(行方昭夫訳・岩波文庫)
- エリオット『荒地』(岩崎宗治訳・岩波文庫)
- ドノーソ『三つのブルジョワ物語』(木村榮一訳・集英社文庫)
- 斎藤環『キャラクター精神分析』(ちくま文庫)
- 黒田龍之介『ポケットに外国語を』(ちくま文庫)
(1)心斎橋のブックオフにて。
心斎橋のブックオフには、だいぶ前からこの本があったのだけれど、安くもなかったのでずっとスルーしてきていたのが、このたびついに安くなっていたので購入。
(2)同じく心斎橋のブックオフにて。
リルケが22、3歳の時に、ルー・サロメに宛てて書いた旅日記で、リルケの死後20年くらいしてから刊行されたものの、森有正による翻訳(仏訳からの重訳)。
ルー・サロメはニーチェから求婚されたこともある女性で、ニーチェ書簡集にもルー・サロメ宛ての手紙が収録されています。読んでいるとだんだんつらくなってくるような手紙です。ニーチェの書簡は、ちくま学芸文庫のニーチェ全集別巻で手に入ります。
(3)同じく心斎橋のブックオフにて。
モームの本は時々買ってちょっとずつ増やしています。商売柄売ることもあって、増えたり減ったりなんですが。買ってすぐ読むわけでもなく、いずれ「そういう気分」になったら集中して読もうかな、なんて思いつつ。
(4)同じく心斎橋のブックオフにて。
最近何か読んでいる時に、エリオットの荒地の中の雨の使い方のことが書いてあって、それを確認しようかなと思い購入。
(5)古川橋のブックオフにて。
この日はこの本を見つけて浮かれてしまい、この後、普段なら買わないだろうという本も買ってしまいました。
(6)同じく古川橋のブックオフにて。
『戦闘美少女の精神分析』の単行本が出た頃は、まだわりとゲームやアニメのことも分かっていたので、すぐ読んで「なるほどー」とか思っていたのだけれど、最近はその手のものにあまり親しんでいないので、この本を読んでももはやついていけないかもしれないと思いつつ購入。
(7)同じく古川橋のブックオフにて。
最近長編小説をじっくり読んでいる時間もなかなか取れないので、もっぱら短い小説のほか、随筆のたぐいばかり読んでいて、しかも、随筆集一冊丸々読むわけではなく、自分が好きそうな話題の随筆だけを選んで読むということをしてます。
この本は外国語に関するエッセイ集といったおもむきで、それだったらほとんどみんな興味を持てそうということで購入。
今週は新刊本屋では本を買わず。古本屋もブックオフ二軒覗いたきり。
古川橋のブックオフは、古本の業者市の帰りの道すがらにあるので毎週のように覗いてます。ここか、たまに守口の方のブックオフを。
まだまだ新刊書店で手に入るような本を古本屋で買いましたって公言するのは、著者や出版や流通に関わっている方々なんかに申し訳ない気がして気が引けるのですが、当方貧乏なので許してください。
貧乏ならそんなに本を買わなくてもいいんじゃないの? という気がしないでもないですが。
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