8月21日金曜日から23日日曜日まで、谷町四丁目と谷町六丁目の間にある大阪古書会館にて、「たにまち月いち古書即売会」をやっております。
寸心堂書店も参加しております。
この記事では、今回の即売会で並べている本を紹介します。
ミラン・クンデラ関連本を少しと、『不滅』の横にはゲーテの伝記本を。
『不滅』とゲーテの伝記が並んでいる理由については、『不滅』をちらっと読んでみていただけるとわかります。
フローベール関連本を中心に、右にスタンダール関連本を、左にバルザック関連本を。
蓮實重彦『『ボヴァリー夫人』論』と『「ボヴァリー夫人」拾遺』あります。それと蓮實重彦訳の「三つの物語」が収録された世界文学全集のフロオベエルの巻もあります。
マリオ=バルガス・リョサの『果てしなき饗宴』は、フローベールに関する本です。これを読むと、フローベールに関心を持たずにいられなくなる、というような本です。
フローベール全集から『サランボー』の巻だけ置いてあります。全集の他の巻が欲しい方は、寸心堂にご相談くだされば、ご用意できるかもしれません。
阪神百貨店の即売会で、30巻中21巻売れた(一冊数え間違ってました)池澤夏樹個人編集=世界文学全集の残りの9巻を置いてあります。
こういうような本が、一度の即売会でこれほど売れるとは思っていませんでした。「世界文学」好きが案外いてるようで、その方面の専門を目指している古本屋としては心強い出来事でした。
残り9巻も買ってください。
チボーデやサルトルの『マラルメ論』他、マラルメ関連少し。
東大仏文の初期の日本人教授二人、辰野隆と鈴木信太郎の伝記も。
岩波少年文庫がけっこうたくさん。
バーセルミの『雪白姫』も、児童文学みたいなタイトルなので近くに並べてみました。中身はちっとも子供向けじゃないのだけれど。
トマス・ハーディ関連本を少し並べました。
千城出版のトマス・ハーディ本はここに並べた以外にもたくさん持っていて、時々並べたり目録に載せたりしたのですがほとんど売れません。
ここに並べたもの以外で欲しいのがある方は、ご相談ください。
木箱に入った文庫はすべて150円です。150円均一。
お得な文庫もけっこうあると思います。普段それなりの値段で売っている本も、意図したうえで混ぜてありますので、お得なものを拾って行ってください。
マンディアルグの短編集3冊と長編『オートバイ』など。
マンディアルグも、最近はなかなか手に入りにくくなってきているように思われます。この機会にいかがでしょうか?
といったようなラインナップでお待ちしております。
今月も三日間、よろしくお願いします。
たにまち月いち古書即売会
- 場所:大阪府大阪市中央区粉川町4-1 大阪古書会館
- 日時:8月21日(金)から8月23日(日) 10時から18時(最終日16時まで)
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