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だいたいホンの話(8)

本のカバーといえば。 あの、新刊本屋で本を買うと「カバーかけますか?」とか聞いてくれるあのカバーのことですけれども、僕は昔はカバー断る派でした。 最近は、普通に自分が読みたくて買った本であっても、いずれ自分のお店で売ることになるんだろうと思...
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だいたいホンの話(7)

昨今電車内では、スマートフォンをいじっている人の方が本を読んでいる人よりもたいていはるかに多いですが、先日市の帰りに乗った車両では、自分を含めて少なくとも10人が紙の本を開いて読んでました。 1、2、3……って指折り数えたので、10人はいた...
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だいたいホンの話(6)

高校の時教科書で読んだ森鴎外の小説は『舞姫』だったんですよね。『舞姫』の冒頭は次のような感じ。 「石炭をば早や積み果てつ。中等室の卓のほとりはいと静にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり。」 同じ鴎外でも『青年』なんかだと、もうちょっと高校...
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だいたいホンの話(5)

高校生の頃に教科書で森鴎外やなんかを読んだ時は、明治文学ってすごい古いように感じたけれど、その後いくらか明治の文学に親しむようになると、少なくとも明治の後半(夏目漱石が小説を書き始めた頃)から、そうとう日本の文学からもモダンな印象を受けるよ...
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だいたいホンの話(4)

作家の年といえば、クイズダービーでおなじみのって、今時クイズダービーがぜんぜんおなじみじゃないわけだけど、フランス文学者の篠沢秀夫教授が、西洋の作家の作品の発表年度を和暦と対照するといった本を書いていたらしいですね。その本は見たことないけれ...