2015年2月の「たにまち月いち」の新ネタ紹介その3。
『絶版文庫三重奏』/『絶版文庫四重奏』(青弓社)
ブックガイドのようなものだけれど、取り上げられている本が絶版文庫なので、読んでみたいと思ってもその本が手に入るかどうか。
これらの本が出た頃よりインターネットでの本の流通量が格段に増えていると思うので、絶版文庫でも、ネットを通じて入手できるものがだいぶ増えてるだろうとは思います。
しかし、古本屋の店頭(や即売会)でばったり希少な本を見つけるのは、ネットで本を買うのとは違った楽しみがあると思います。
みなさん街の古本屋さんや古本即売会に足を運んでくださいね。
『カフカ・セレクション』(ちくま文庫)
絶版文庫といえば……。
ちくま文庫って絶版文庫率が高い気がします。気のせいかもしれませんが。
この『カフカ・セレクション』も、近いうちに重版かかるかもしれませんが、とりあえず今は絶版状態みたいです。2巻なんかアマゾンで随分値が上がってます。
僕はちくま文庫では、ヘルマン・ブロッホの『夢遊の人々』をこの数年探し続けているんですが、古本屋店頭でも大阪古書組合の市でもまだ見たことがありません。
『夢遊の人々』自体は単行本版や全集の端本で手に入れたので、読む分にはべつにちくま文庫版が手に入らなくても困らないんですが、これだけ探して見つからないと意地でも見つけてやろうという気になります。
むろんただ手に入れたいというだけであればネットで買えばいいわけなんですが、やっぱり直接手に入れたいです。
見つけたら相当テンション上がるだろうなぁ。
値段見てすぐテンション下がるかもしれないけれど。
『映画100年STORYまるかじり』3冊他映画ガイド本
新ネタ紹介その2ではミステリのガイド本を紹介しましたが、今度はその映画版。
昔の文学作品は毎日のように読んでいるけれど、昔の映画って滅多に観ません。
映画を観るというとだいたい最近の作品ばかり観ていて、昔の映画ってよほど意識的に観ようとしないと観る機会がありません。ちょっと残念です。
今はいろいろと昔の映画を観られる環境が整っているだろうと思うので、こうした映画ガイド本を見て、気になる昔の映画を観るようにしよう。そうしよう。
佐内正史写真集『a girl like you 君になりたい。』と『つばさ』
即売会の棚が活字の本ばかりだと華が足りないと思って写真集とかちょっと混ぜます。
活字の本でも装幀がかわいいのとかあればいいんですが、写真集とかデザイン系の本みたいに華のある本はなかなかないので、写真集を面出ししてみたりします。
でも、写真集なんてほとんど持っていないんですよね。すぐにネタが尽きると思います。仕入れなきゃ。
「新ネタ紹介その3」はこれにておしまい。
たにまち月いち古書即売会は2月20日(金)から22日(日)まで大阪古書組合にて。よろしくお願いします。
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